宇都宮ブレックス 2026-2027シーズン講評

Bリーグ

今回は、宇都宮ブレックスの昨シーズンの成績やオフの補強・退団、注目選手、強みや課題をもとに、2026-27シーズンの展望を紹介します。

2025‐2026シーズン成績(1試合平均) 

得点 85.5 (5位)
リバウンド 37.5 (10位)
アシスト 22.1 (3位)
2FG% 59.7 (1位)

3FG% 35.4 (6位)
ブロック 2.3 (17位)
スティール 6.0 (22位)
ターンオーバー 11.2(3位)

※ターンオーバーは少ない方をランキング上位とする


       

移籍情報

in
トレイ・ケル(富山から)
オーティス・フレイジャー(海外から)
荒川颯(琉球から)
市岡ショーン(滋賀から)

out
グラント・ジェレット (琉球へ)
青木ブレイク (A千葉へ)
D.J・ニュービル (秋田へ)

2026-2027シーズンロスター

HC ウォルター・デ・ラファエレ
0 田臥勇太 PG 173㎝
3 トレイ・ケル SG 193㎝
6 比江島慎 SG 191㎝
7 小川敦也 PG 190㎝
9 遠藤祐亮 SG 186㎝
10 竹内公輔 PF/C 206㎝
12 高島紳司 SG 191㎝
13 渡邉裕規 PG 180㎝
15 石川裕大 PG 176㎝
17 星川開聖 SF 194㎝
18 鵤誠司 PG 185㎝
23 オーティス・フレイジャー SF/PF 198㎝
24 荒川颯 PG/SG 182㎝
32 市岡ショーン PF/C 198㎝
33 ギャビン・エドワーズ PF 206㎝
42 アイザック・フォトゥ PF 203㎝

データで見る補強評価(S~E)

S チームの弱点を明確に補強。昨シーズンより大幅に戦力UPすると予想される。

A 的確な補強。課題を改善し勝率UPが予想される。

B 良い補強。主力の残留と最低限の補強。

C 昨シーズンと変化なし。

D 戦力down。主力の流出、層が薄いポジションが増えたなど。

E 大幅に戦力down。複数人の主力の流出など。

※S~Eの評価は昨シーズンと比べた今シーズンの補強を評価したもので戦力のランクとは別である。

今季の宇都宮ブレックスの補強評価→C

優勝した時のメンバーを変えずに挑んだ昨シーズンはクォーターファイナル敗退と良い成績を残せなかった。ここで昨季の課題とその他の面で補強が与える影響を考えていきます。

①3Pの乱発

コロネルHCが就任してからの宇都宮は、ニュービルを中心としたアウトサイド主体のバスケットを展開していた。昨季の3P成功率はリーグ6位の35.4%と決して悪くなく、シュート力自体が大きな問題だったわけではない。
 一方で、オフェンスが停滞した際にディープ3やタフショットを選択する場面が多く、3Pを「打つべきタイミング」で打てていないように感じることもあった。成功率だけでは見えない部分に課題があったと言える。今季から指揮を執るラファエレ氏は、5OUTをベースとしたバスケットを展開する。ヴェネツィア就任時のチームは1試合平均26.3本の3Pアテンプトと、極端に3Pを多く打つチームではなかった。そのため、今季の宇都宮は昨季のように3Pを乱発するのではなく、5OUTによってスペースを確保しながら、打てるタイミングで3Pを打つスタイルへ変化する可能性がある。新HCの戦術によって、昨季からの課題だった3Pの乱発がどこまで改善されるのか注目したい。

②ニュービルの放出

今オフの移籍情報のなかで宇都宮ファンを1番驚かせたのはニュービルの移籍だろう。前人未踏の3年連続MVPを受賞し、得点力、ボールコントロール、ディフェンスと全てにおいてリーグトップクラスの選手であった。彼がいるかいないかで宇都宮の戦力は大きく変わるが、新加入のケルがその穴をしっかり埋めることができると私は思う。ケルは昨季富山で48試合に出場し平均22.9得点を残した。彼はニュービル同様、ただスコアリングするだけでなく球離れも良い。そしてミドルジャンパーを得意としており、1対1においてはニュービルより技の引き出しが多いように感じる。怪我次第ではあるがニュービルの放出に対してその穴を埋める補強は十分に行ったと感じた。

これらのことを踏まえ補強の評価はCであると考える。ニュービルやジェレットの放出は痛いが、穴を埋める補強は行ったため今季も優勝候補に変わりはない。

まとめ

今回は2026-2027シーズンの宇都宮ブレックスの戦力分析をしました。新体制で挑むBプレミア初年度でCS優勝できるか注目である。

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