千葉ジェッツ 2026-2027シーズン講評

Bリーグ

今回は、千葉ジェッツの昨シーズンの成績やオフの補強・退団、注目選手、強みや課題をもとに、2026-27シーズンの展望を紹介します。

2025‐2026シーズン成績(1試合平均)

 

得点 84.3 (6位)
リバウンド 39.9 (4位)
アシスト 21.5 (9位)
2FG% 54.6 (11位)

3FG% 35.1 (7位)
ブロック 3.7 (1位)
スティール 5.6 (25位)
ターンオーバー 11.5 (7位)

※ターンオーバーは少ない方をランキング上位とする


       

移籍情報

in
マット・コステロ (海外から)
ブランドン・ランドルフ (海外から)
ネイト・ウィリアムズ (海外から)
ウィリアムス・二カ (富山から)
佐藤巧 (山形から)
菅原住依 (越谷から)

out
ジョン・ムーニー (海外へ)
二上耀 (三遠へ)
西村文男 (引退)
ナシール・リトル (佐賀へ)
ディー・ジェイ・ホグ (A東京へ)
小川麻人 (期限付き移籍で京都から神戸へ)
ギャリソン・ブルックス (さいたまへ)
加藤ダニエル (信州へ)
クエンティン・ミロラ・ブラウン (名古屋D)

2026-2027シーズンロスター

HC アドリアン・コヴァーチ

1 渡邊雄太 SF/PF 206㎝
2 富樫勇樹 PG 167㎝
4 田代直希 SG/SF 188㎝
5 瀬川琉久 PG 185㎝
6 菅野ブルース SG 200㎝
8 ブランドン・ランドルフ SG 198㎝
12 金近廉 SF 197㎝
17 佐藤巧 SF 198㎝
19 ネイト・ウィリアムズ SF 196㎝
22 ウィリアムス・二カ C 203㎝
24 マット・コステロ PF/C 208㎝
25 荒尾岳 PF 198㎝
28 菅原住依 SF 191㎝
31 原修太 SG/SF 188㎝

データで見る補強評価(S~E)

S チームの弱点を明確に補強。昨シーズンより大幅に戦力UPすると予想される。

A 的確な補強。課題を改善し勝率UPが予想される。

B 良い補強。主力の残留と最低限の補強。

C 昨シーズンと変化なし。

D 戦力down。主力の流出、層が薄いポジションが増えたなど。

E 大幅に戦力down。複数人の主力の流出など。

※S~Eの評価は昨シーズンと比べた今シーズンの補強を評価したもので戦力のランクとは別である。

今季の千葉ジェッツの補強評価→C

サラリーキャップが導入されたことでコアメンバーを残せるのか心配されたが多くの主力が残留した。昨シーズンに見られた課題とそれに対する補強の評価を観点別で紹介する。

①チームオフェンス

過去2シーズンはグリーソンHC体制の中フレックスオフェンスというスタイルをとることが多かった。フレックスオフェンスにはカッティングからのイージーシュートが生まれやすいなどといったメリットがある一方で停滞してしまうとショットクロックを消費し個人技での難しいシュートに終わることが多いというデメリットがある。ここでオフェンスレーティング(100回の攻撃で何点とれるか)という観点で見るとそのスタイルが千葉にとって良かったのかどうかが見えてくる。千葉の今までの記録をチェックしてみると、ジョンパトリック体制1年目で歴代最高勝率の2022-2023シーズンは121.5で全体1位、大野篤史体制で2020-2021の優勝シーズンは120.5で全体1位であった。一方でフレックスオフェンスを多用した過去2シーズンは116.9で全体7位(2025-2026)、113.8で全体7位(2024-2025)とまずまずであった。このような記録からもフレックスオフェンスを続けることはあまり効果的でないと思った。来季のコヴァーチHCは走るスタイルのバスケを得意としており、ペースの早い展開が多くなると予想されるたOFの改善として良い人選だと思う。

②インサイド

昨シーズン同様にインサイド選手が少ない。新しく加入したCのコステロはユーロで平均16分とプレイタイムが長いわけではない。ユーロの強度はBリーグより高いと思われるが平均30分前後、試合に出場させるのは怪我のリスクが大きいと感じる。ネイトがジョンソン(群馬)のようにビックマンを守れるのであれば強力なチームになるが、守れない場合にリバウンドやフィジカルが大きな課題になるだろう。

これらのことを踏まえ補強の評価はCであると考える。NBAやユーロの主力の加入、日本人は継続路線とポジティブな要素も多く見られた。ただ昨シーズン以上にG、インサイドが手薄で50勝以上を目指せるかと言われると微妙なチームだと思う。

まとめ

今回は2026-2027シーズンの千葉ジェッツの戦力分析をしました。コアなメンバーをほとんど残したなかでHCを変えて挑む来シーズン。圧倒的なスターパワーと新たなスタイルでリーグ優勝できるか注目である。

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