今回は、横浜ビーコルセアーズの昨シーズンの成績やオフの補強・退団、注目選手、強みや課題をもとに、2026-27シーズンの展望を紹介します。
2025‐2026シーズン成績(1試合平均)
得点 79.4 (19位)
リバウンド 35.1 (23位)
アシスト 20.0 (20位)
2FG% 53.2 (16位)
3FG% 34.7 (9位)
ブロック 1.9 (26位)
スティール 6.5 (15位)
ターンオーバー 11.9 (11位)
※ターンオーバーは少ない方をランキング上位とする
移籍情報
in
カイル・リチャードソン(名古屋Dから)
キャメロン・マクガスティ (海外から)
アイザイア・リバース (海外から)
ウィタカ ケンタ (琉球から)
並里成 (FE名古屋から)
佐藤卓磨(大阪から)
out
ダミアン・イングリス (海外へ)
ゲイリー・クラーク (北海道へ)
松崎裕樹(北海道へ)
キーファー・ラべナ(琉球へ)
安藤誓哉 (A千葉へ)
谷口光貴(期限付き移籍で福岡へ)
兪龍海(期限付き移籍で三遠へ)
2026-2027シーズンロスター
HC ラッシ・トゥオビ
0 キャメロン・マクガスティ SG 197㎝
2 アイザイア・リバース SF/PF 198㎝
6 新井楽人 SG/SF 190㎝
10 前野幹太 SF/PF 194㎝
14 佐藤 卓磨 SG/SF 197㎝
18 森井健太 PG 178㎝
21 マイク・コッツァー PF/C 209㎝
23 キング開 PG/SG 185㎝
27 ウィタカ ケンタ PF/C 202㎝
30 須藤昂矢 SG 186㎝
33 並里成 PG 172㎝
34 カイル・リチャードソン PF/C 198㎝
データで見る補強評価(S~E)
S チームの弱点を明確に補強。昨シーズンより大幅に戦力UPすると予想される。
A 的確な補強。課題を改善し勝率UPが予想される。
B 良い補強。主力の残留と最低限の補強。
C 昨シーズンと変化なし。
D 戦力down。主力の流出、層が薄いポジションが増えたなど。
E 大幅に戦力down。複数人の主力の流出など。
※S~Eの評価は昨シーズンと比べた今シーズンの補強を評価したもので戦力のランクとは別である。
今季の横浜ビーコルセアーズの補強評価→B
怪我人の影響もあり思うような成績を昨季は残せなかった。ここで昨季の課題とその他の面で補強が与える影響を考えていきます。
①安藤誓哉
誰がどう見ても、安藤の放出は横浜にとって大きな痛手である。しかし、私は今回の決断はむしろ良い判断だったのではないかと考えている。
安藤がリーグでもトップクラスのPGであることは間違いない。ただ、昨季の横浜でのプレーを見る限り、高額な年俸を払ってまで再契約するべきだったかというと、私は疑問が残る。得点効率だけを見れば、島根時代よりも高い数字を残している。しかし、島根時代に見られた「安藤を止めるのは難しい」と感じさせるほどの圧倒的な存在感は、横浜ではそこまで見られなかったように感じる。
そう考えると、安藤の放出によって生まれた資金を並里や他の外国籍選手の獲得に回せたことは、非常に大きい。単純に「安藤を失った」という一点だけで評価するのではなく、浮いた資金を含めたチーム全体の補強まで考えれば、今回の決断は横浜にとってプラスだったのではないだろうか。
②ディフェンス
昨季の横浜はディフェンスに大きな課題を抱えていたが、来季はその部分が大きく改善される可能性がある。特に今季はサイズとフィジカルに優れた選手が増えており、昨季よりもディフェンスの選択肢は確実に増えた。中でもリバースは複数ポジションを守ることができ、ウイングからフォワードまで幅広く対応できる選手である。また、佐藤やウィタカといったサイズのある日本人選手も加わっており、外国籍選手だけに頼らずチーム全体で守れるようになった点は大きい。実際にクラブも、昨季の課題だったリバウンドやペイントエリアでの守備強度を改善することを今季のテーマとして掲げている。
一方で、選手個々の能力だけでディフェンスが劇的に良くなるとは思わない。横浜は今季、スター選手に依存するのではなく「コレクティブバスケットボール」を掲げており、ヘルプやローテーションなど5人全員で守ることが重要になる。昨季と比べて個人の守備力とサイズは確実に向上しているだけに、あとはそれをチームディフェンスとしてどこまで落とし込めるか。ここが機能すれば、来季の横浜はディフェンスを武器にできるチームになると考えている。
これらのことを踏まえ補強の評価はBであると考える。安藤の放出による影響は少なくともあるだろうが、優秀なロールプレイヤーが多いためある程度の勝率を残せると思う。
まとめ
今回は2026-2027シーズンの横浜ビーコルセアーズの戦力分析をしました。メンバーを大きく入れ替えたことによりシーズン序盤は噛み合わない所も多いかもしれない。ただ噛み合えば上位陣にも良い試合ができると思う。

コメント