今回は、シーホース三河の昨シーズンの成績やオフの補強・退団、注目選手、強みや課題をもとに、2026-27シーズンの展望を紹介します。
2025‐2026シーズン成績(1試合平均)
得点 83.8 (7位)
リバウンド 36.1 (18位)
アシスト 20.3 (17位)
2FG% 58.8 (2位)
3FG% 34.3 (11位)
ブロック 2.3 (18位)
スティール 6.3 (18位)
ターンオーバー 10.9 (1位)
※ターンオーバーは少ない方をランキング上位とする
移籍情報
in
平良彰吾(琉球から)
ショーン・オマラ(FE名古屋から)
小阪彰久(福井から)
out
西田公陽(期限付き移籍で徳島へ)
ジェイク・レイマン (仙台へ)
シェーファーアヴィ幸樹 (仙台へ)
元澤誠(奈良へ)
2026-2027シーズンロスター
HC 安斎竜三
1 トーマス・ケネディ SF/PF 201㎝
7 長野誠史 PG 175㎝
11 久保田義章 PG 175㎝
13 須田侑太郎 SG/SF 190㎝
18 角野亮伍 SG/SF 192㎝
19 西田優大 SG/SF 190㎝
22 小阪彰久 PF/C 198㎝
27 石井講祐 SG 182㎝
30 アーロン・ホワイト PF/C 206㎝
47 平良彰吾 PG 170㎝
50 ショーン・オマラ C 208㎝
54 ダバンテ・ガードナー PF/C 203㎝
データで見る補強評価(S~E)
S チームの弱点を明確に補強。昨シーズンより大幅に戦力UPすると予想される。
A 的確な補強。課題を改善し勝率UPが予想される。
B 良い補強。主力の残留と最低限の補強。
C 昨シーズンと変化なし。
D 戦力down。主力の流出、層が薄いポジションが増えたなど。
E 大幅に戦力down。複数人の主力の流出など。
※S~Eの評価は昨シーズンと比べた今シーズンの補強を評価したもので戦力のランクとは別である。
今季のシーホース三河の補強評価→D
昨シーズンのメンバーから大きな変化はなかったがウィングのレイマン、日本人ビックマンのシェーファーが抜けた穴は大きい。ここで観点別の補強の評価は以下の通りである。
①インサイド
昨季の三河のリバウンドは全体18位とCS出場チームとしてはあまり高くない順位であった。昨季B1で平均リバウンドトップのオマラをFE名古屋から獲得するなどリバウンドの課題に対して的確な補強をした。オマラはフィジカルが強いためクーリー(琉球)、コーバーン(広島)などの重量系ビックマンとマッチアップで押し負けない。オマラがインサイドで体を張ることでガードナーの負担が軽減される。ただ帰化枠とは別で代表の日本人ビックマンであるシェーファーが抜けたことは大きな痛手であり、昨季以上にファウルトラブルに気を付けなければならない。ホワイト、オマラ、ガードナーと機動力がない外国籍の編成であるところも不安要素である。
②ターンオーバー
三河の1番の強みはミスの少なさで昨季は全体で最もミスをしないチームであった。ターンオーバーになる要因は様々であるがPGのボールコントロール力がチーム全体のターンオーバー数に大きな影響を与える。三河は主に久保田と長野の2人がPGとして出場する。2人ともサイズがあるタイプのGではないがボール運び、コントロールが上手い。そのためターンオーバーが少ない。2人とも残すという判断は良かったと思う。
③その他の項目
個人的に気になったのはチームのバスケスタイルについてである。昨季リッチマン指揮官のもと三河は5アウト、4アウト1インを基本にしてホーンズセットや特に動きは決めないモーションオフェンスでの攻め方をしていた。ガードナーにボールを預け、西田やレイマンがカッティングをしてズレを作り須田や石井がオープンでシュートを放つシーンなどが見られた。ガードナーからそれらの選手にボールが入らなくても彼自身のアイソレーションやPGとのピック&ロールでスコアを重ねていた。ただ今季はホワイトに加えてオマラが入ったため5アウトの形を作ることは減ると予想される。レイマンのようなドライブ、アウトサイドを打てる選手ではないがその分ハイ&ローといった戦術を使いやすくなる。これらを踏まえて来季の三河のスタイルがどうなるかがとても重要であると思う。
これらのことを踏まえ補強の評価はDであると考える。インサイドを補強しフィジカル面での課題は解消されたがスペーシングやアウトサイドなど昨季よりも戦いにくい編成であると感じる。主力が大幅に変わったりはしないので大きく勝率を落とすことはないと思うが、昨季の方がバランスのとれたチームだったと思う。
まとめ
今回は2026-2027シーズンのシーホース三河の戦力分析をしました。HCやレイマンが抜け、Bプレミアに向けてフィジカルの強いメンバーをそろえた。新たな舞台となるBプレミアで、どこまで上位に食い込めるのか。バランスの取れたロスターを武器に、優勝を目指す。

コメント