長崎ヴェルカ 2026-2027シーズン講評

Bリーグ

今回は、仙台89ERSの昨シーズンの成績やオフの補強・退団、注目選手、強みや課題をもとに、2026-27シーズンの展望を紹介します。

2025‐2026シーズン成績(1試合平均) 

得点 91.2 (1位)
リバウンド 36.2 (17位)
アシスト 23.2 (1位)
2FG% 58.1 (3位)

3FG% 37.3 (1位)
ブロック 2.5 (11位)
スティール 9.5 (1位)
ターンオーバー 12.8 (16位)

※ターンオーバーは少ない方をランキング上位とする


       

移籍情報

in
高比良寛治(秋田から)
土屋 アリスター 時生 (秋田から)
リーヴァイ・ランドルフ (海外から)

out
森田雄次(福島へ)
川真田紘也(琉球へ)
山口颯斗 (神戸へ)
菅澤紀行 (三遠へ)
狩俣昌也 (引退)
スタンリー・ジョンソン (群馬へ)
イ・ヒョンジュン (海外へ)

2026-2027シーズンロスター

HC ディーン・ヴィッカーマン

1 松本健児リオン SG 183㎝
7 ジャレル・ブラントリー PF 201㎝
9 森川正明 SF 191㎝
10 永野 威旺 PG/SG 178㎝
11 熊谷航 PG 173㎝
12 大友隆太郎 SG 191cm
13 星川堅信 SF 190㎝
14 高比良寛治 SG 183㎝
15 プラット 聖也 PG/SG 192㎝
18 馬場雄大 SG/SF 196㎝
20 リーヴァイ・ランドルフ SG/SF 198㎝
25 アキル・ミッチェル PF/C 206㎝
32 田中流嘉州 SF/PF 194㎝
77 土屋アリスター 時生 PF 201㎝

データで見る補強評価(S~E)

S チームの弱点を明確に補強。昨シーズンより大幅に戦力UPすると予想される。

A 的確な補強。課題を改善し勝率UPが予想される。

B 良い補強。主力の残留と最低限の補強。

C 昨シーズンと変化なし。

D 戦力down。主力の流出、層が薄いポジションが増えたなど。

E 大幅に戦力down。複数人の主力の流出など。

※S~Eの評価は昨シーズンと比べた今シーズンの補強を評価したもので戦力のランクとは別である。

今季の長崎ヴェルカの補強評価→E

昨季はチーム初のCS優勝を果たした。ここで昨季の課題とその他の面で補強が与える影響を考えていきます

①オフェンス力

昨季の長崎のオフェンス力は、歴代の優勝チームと比較しても非常に高いレベルにあった。山口、馬場、ヒョンジュン、ジョンソン、ブラントリーといった、PGを置かないラインナップはサイズと得点力を兼ね備えており、相手ディフェンスにとって大きな脅威となっていた。
 しかし、今季はその中でもヒョンジュンとジョンソンがチームを離れた。この2人は昨季のチームトップ2のスコアラーであり、得点力だけでなく、相手ディフェンスを引きつける存在でもあっただけに、2人の退団は非常に大きな痛手である。新加入のランドルフはインサイドで体を張れる選手であり、リバウンドやゴール下での得点には期待できる。ただ、ヒョンジュンやジョンソンのように外から得点を作り、相手ディフェンスを大きく引きつけるタイプではないため、2人の穴をそのまま埋めるのは難しいだろう。サラリーキャップの影響もあるとは思うが、オフェンスという点だけを見れば、昨季から大きく戦力を落としたと考えている。昨季の圧倒的な得点力を維持するためには、残った主力選手がどこまで得点面でステップアップできるかが重要になりそうだ。

②ディフェンス

山口が抜けたことによるディフェンス面での懸念は、馬場の負担が大きくなることだ。昨季は山口がボールマンに対する守備を担う場面も多かったが、今季はその役割を馬場がより多く担うことになるだろう。馬場は身体能力が高く、対人守備にも優れた選手ではあるものの、攻守両面で大きな役割を担うだけに、ボールマンへの守備負担が増えることで攻撃面への影響も気になるところだ。

これらのことを踏まえ補強の評価はEであると考える。昨季MVP争いをしたジョンソンとヒョンジュンの2人が抜けたため来季は苦しいシーズンになると予想する。

まとめ

今回は2026-2027シーズンの長崎ヴェルカの戦力分析を行った。主力選手が複数人抜け、また一から新しいチームを作り直す必要があるが、昨季の勢いを引き継ぎ、2連覇に向けてどこまでチームを仕上げられるかに注目したい。

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